RedhatさんがメンテナンスおよびリリースするAnsibleはコミュニティも活発でRedhatさんとユーザーの距離も近い構成管理および自動化のOSSです。
chefやjenkinsに続くOSSですが、すでにAnsibleのシェアが高くなっており、アップデートも頻繁になされています。
そんなAnsibleは各地でAnsible NightとしてAnsibleの紹介や使用事例、そして実際に使用してハマったことや事例を提案する場、そしてクラウド上に準備された環境を使い自習形式で有識者(メンター)から不明点を教わりながら行うもくもく会と、Ansibleを使い始める上で障壁を取り払い、Ansibleを使った人の声を取
り入れる貴重な場としても機能しています。
Ansible Nightは今まで東京、名古屋、大阪、福岡と開催され、東京で開催される際にはRedhat社がある恵比寿で行われていましたが、Yahooさんの協力の元、初の恵比寿以外での開催となりました。
今回のAnsible Nightは事前にどんなテーマを聞きたいかアンケートを取ったところ、ユーザー事例や初心者のつまづきのポイントを知りたいという声も多く、バリエーションも多かったため、メインセッション2,3本とLTの構成だった今までのAnsible Nightとは変わり、LTのみで構成されました。
LTが多い構成なだけに、いろいろな話が聞くことが出来るもので特にバリバリ使い始める一歩手前の登壇者の話を聞くことが出来る貴重な場となりました。
詳細についてはconpassの登壇者の資料を見ていただくとして、今回の印象深いLTはやっぱり3つ。
・買い換えても、自宅でも使えるようにmacをansibleで構成管理しちゃった。
・給料三倍。
・新卒でどえらいLTをしちゃった。
毎回Ansible関連のイベントを音頭取るRedhat社マーケティングチームの中村さんのもう一つの新たな試みはYahooさんのコワーキングスペースLODGEをうまくつかった懇親会。
いつもの懇親会は外の飲食店を使って行われますが、今回は会場をそのまま使った懇親会で参加率は半数ほど、飲食店に移動する場合は1/4ほどに落ちるだけに驚異的な参加率です。
その参加者が話しやすようなボッチ対策として4つのグループ分けでネットワーク自動化、仮想化・クラウド、初心者、バリバリと取っつきやすいようなグループ分けと、話すきっかけをつかめずにポツーンと飲んでる人がいる懇親会もあるだけにいいなと思う試みです。
場所もうまく4等分に分けてあります。
グループ分けもそこだけに完結するものではなく、近い話題があるだけであり、どんどん移動して話をしてみるのも懇親会の魅力の一つ、話すことで悩みやつまずき、事例を引き出すことが出来ます。
Yahooさんのご協力と中村さんのセンスで素敵なフィンガーフードも頂けます。
味もさることながら、人と話しながらつまむことが出来るメニューなのが嬉しいチョイス。
美味しいフードと楽しい話。飲んでいてもテック系の話は尽きることはありません。
会場によってはアルコールがNGの場所もありますが、会場で懇親会を行うことで参加率が高く、いろいろな話を聞くことが出来るメリットはあまりあるものがあります。
番外編として筋肉系Playbook仲間が出来たのは面白いものです。
みなさんもAnsibleの沼へ漬かってみませんか?